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#9 取材のご縁は、日本一の広報担当者から|まちのこと

栗山町の情報発信活動が専門誌に掲載されました

皆さんこんにちは。くりやまのおとの編集・執筆担当の望月です。今回はPRACTICE(プラクティス)という雑誌の取材を受けたよ」という手前味噌なお話しを。

(公財)北海道市町村振興協会(2022) 表紙

同誌は(公財)北海道市町村振興協会が発行している専門誌。各号に特集テーマを作り、テーマに沿った自治体から最前線の情報を掲載しており、自治体職員のための政策情報誌として、主に北海道の自治体職員に愛読されている雑誌です。(私も前職時代にはちょこちょこ読んでた記憶があります)

今回は「伝わる広報-紙媒体とデジタル化の行方-」をテーマで、道内の特徴だった自治体(清水町や北広島市など)が紹介されており、その中に栗山町の取り組みも紹介されています。

取材を担当された矢部育夫(いくお・(株)きたリンク)さんからは「栗山町が『チーム広報』として広報部局と地域おこし協力隊が連携して情報発信を行っている点が、他の自治体にはない特徴ですよね」という言葉をいただきました。

写真提供:矢部育夫

「チーム広報」の面々。左から松井有彩(ありさ)さん(総務課)、伊藤昴さん(リーダー・同上)、西村さやかさん(地域おこし協力隊)、望月貴文(同左)

記事の中では、情報発信プランナーである西村さやか隊員や望月の紹介、担当する伊藤昴(すばる)主事の広報への意欲、アナログ媒体である「広報くりやま」とデジタル媒体である「くりやまのおと」の連携について紹介されています。

(公財)北海道市町振興協会(2022) pp.26-27

愛媛県・内子町でのご縁により取材へと繋がる

さて、ここまで読んで「数ある自治体の中でなんで栗山が選ばれたんだ」というひとつの疑問が生まれた方もいるかと思います。実際、私も取材の連絡を受けたときは「まだ人様にお話できる活動は出来ていないんだけど、何でだ?」と思わずつぶやいてしまったほどです。

きっかけを矢部さんに聞くと、愛媛県内子町の兵頭裕次(ゆうじ)さんの紹介と教えてもらいました。

内子町は、全国広報コンクール(主催:(公社)日本広報協会)で、日本一となる「内閣総理大臣賞」を2年連続(2018年・2019年)で受賞しているほか、毎年に渡って全国に駒を進め、上位入賞を果たす日本有数の自治体です。

広報うちこ(2022) 表紙

画像の広報誌は「地域猫」が特集テーマ。毎号にわたり質の高い情報を町民に提供している内子町の広報誌は、栗山のチーム広報として、最も目指すべき自治体広報のありかたの一つだ

内子町は、昨年11月に情報発信の先進地として調査に訪れ、広報を担当している兵頭さんから広報に対する姿勢や考え方についてご教授いただきました。以前の振り返りnote記事でも書いた「全国広報広聴研究大会」の参加も、兵頭さんからのお誘いであります。

矢部さんも同大会に参加しており、今回の特集企画を進める中で、おすすめの自治体を兵頭さんにお聞きしたところ、栗山の名前が挙がったようです。

昨年の一つの行動(先進地調査)がご縁で、大会の参加や、今回の取材という機会をいただいたことに感謝しています。

なお、兵頭さんは最近個人noteを始めたようで、特集の裏側を垣間見れる記事を掲載しています。(くりやまのおとでも、いずれこういったことを書きたいよな~と思いながら読みました)

栗山町の「チーム広報」をこれからもよろしくお願いします。

栗山の「チーム広報」は、総務課の伊藤主事がリーダーとなり、7月から担当になった松井主事と共に活動しています。広報くりやまも、先の広報研究大会や兵頭さんから学んだことを活かしながら、試行錯誤を重ねて改善に努めています。(西村隊員&望月は、横から口出しする係です)

伊藤・松井両名の活躍は、NHK北海道にも紹介された

既に広報紙を手に取って読んでいる方々の中には、毎号送られている紙面の変化に気付いている人もいるとは思います。若手職員2人の個性がどこまで紙面に表れてくるのかわかりませんが、チーム広報の広報くりやま改善への取り組み・・・温かく見守ってください。

参考文献
内子町(2022)「広報うちこ」2022年9月号
(公財)北海道市町村振興協会(2022)「PRACTICE No.39」2022 Autumn

文章:望月貴文(地域おこし協力隊) 写真:西村さやか(同左) 

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