#4 栗山を彩る12の色(2/2)|まちのこと
前編では、栗山の色が作られた経緯を紹介しました。
後編では、塗料の販売情報や、WEB上で使用する場合のデジタル色見本を紹介します。
栗山の色 塗料の販売情報
塗料の特徴
品目:ガードラック
屋内外どこでも使用できる、安心安全な水系塗料着色剤です。
木部を主に、軟石・素焼き陶器・革・布など塗装できます。
※文部科学省学校環境衛生基準、厚生労働省有害化学物質ガイドライン、
東京環境局化学物質の子どもガイドラインに適合しています。
販売価格
1色50ml 660円(税込)
※大量発注の場合は若者定住推進課にご相談ください。
販売場所
くりやまクリエイターズマーケット
住所:〒069-1511 北海道夕張郡栗山町中央3-6-1(栗山駅から徒歩2分)
電話:0123-73-7521 ※栗山町若者定住推進課(平日8:30~17:15)
営業日:不定休
時間:11:00~17:00
HP:https://sundekuri.kuriyama-iju.com/create/
栗山の色 デジタル色見本
1 栗
栗⼭という名前はアイヌ語の「ヤム・ニ・ウシ」に由来し、「栗の⽊の繁茂しているところ」が起源であり昔は栗の⽊が多くあったそう。栗⼭産の栗をブランド化し、お菓⼦などに活⽤。現在はまちの特産品として親しまれている。
RBG:116 044 027 CMYK:52 89 100 32 Hex:#742c1b
2 さらさらレッド
栗⼭町のみで⽣産されている健康機能性たまねぎ。⼀般的なタマネギの、1.5〜3倍のケルセチンという成分を含み、がんや糖尿病などの⽣活習慣病の予防に重要な役割を果たすものと期待されている。情熱的な⾚い⾊が特徴。
RBG:119 025 055 CMYK:54 100 70 26 Hex:#771937
3 ジャガイモの花
栗⼭町は、種いもの北海道外移出量が⽇本⼀であり、奄美地⽅まで送られている。畑⼀⾯がこの⾊に染まり、夏の訪れを告げる花の⼀つ。最近では、品種によって花の⾊も異なるが、やはり⼀番馴染み深いのはこの⾊。
RBG:195 168 186 CMYK:29 38 17 0 Hex:#c3a8ba
4 泣く木
伐ろうとすると「キィーキィー」と泣き声のような悲しげな声がした。樹齢300年ともいわれていたハルニレの⽊は「泣く⽊」と⾔われた。実際の⽊の⾊はこのような⾊ではないが、泣く⽊をイメージさせる⾊は、泣く⽊が写されている⾊あせた昔の写真そのものの⾊である。
RBG:195 123 106 CMYK:29 61 55 0 Hex:#c37b6a
5 栗山公園
栗⼭町のシンボル「御⼤師⼭」の麓にある栗⼭公園。豊かな⾃然環境から、四季折々の景⾊が楽しめるが、圧倒的に記憶に刻まれるのは春の桜。この桜を⾒に、町内のみならず町外からもたくさんのお客さんでにぎわう。そんな春を思い出す鮮やかな⾊。
RBG:228 190 178 CMYK:13 31 27 0 Hex:#e4beb2
6 にごり酒
栗⼭には1878(明治11)年創業の蔵元があり、蔵⼈の多くは地元農家の後継者。夏は農業、冬は酒造りをしている。冬は酒造りの最盛期。にごり酒は、あら絞りした唯⼀の酒で、⽢酒を思わせるような濃厚⽢⼝で飲みやすい。冬の酒造りをイメージした⾊である。
RBG:237 227 208 CMYK:9 12 20 0 Hex:#ede3d0
7 稲穂
収穫の時期を連想させる稲穂。⽔⾯に反射する景⾊が美しかった⽔⽥も、秋になると⻩⾦⾊に染まる。お⽶は、おなかだけでなく、時期によって姿を変える美しい⾵景から、⼼まで満たしてくれる。幸せが感じられる⾊。
RBG:233 158 000 CMYK:12 46 95 0 Hex:#e99e00
8 酒蔵
1878年(明治11)に札幌で開業し、1900(明治33)年に栗⼭に本拠地を移した⼩林酒造の酒蔵は煉⽡のイメージが強いが、煉⽡を焼く技術が浸透するまでは、札幌軟⽯で造られた⽯蔵の建築技術を採⽤した。つまり、⼀番最初の蔵が⽯蔵だった。蔵の歴史は栗⼭町とともにあり、歴史と趣が感じられる⾊。
RBG:171 158 138 CMYK:39 38 45 0 Hex:#ab9e8a
9 ハサンベツ里山
2001年から離農跡地であったこの地区の⾃然環境の復元を⽬的に、町⺠が主体となって⾥⼭作りが進められている。現在では、動植物がつくり出す⾥⼭の⾵景が広がり、町内外の児童⽣徒の⾃然体験教育のフィールドにもなっている。
RBG:123 122 048 CMYK:60 49 98 5 Hex:#7b7a30
10 角田獅子舞
栗⼭町発祥の地、⻆⽥の郷⼟芸能である「⻆⽥獅⼦舞」。1953(昭和28)年に地元有志の熱意で導⼊し、同年に⻆⽥神社に奉納された獅⼦舞。⾐装の緑は獅⼦の巻き⽑を表しており、⽂殊菩薩(もんじゅぼさつ)が乗る獅⼦が緑だったからと⾔われている。
RBG:055 072 061 CMYK:80 64 75 33 Hex:#37483d
11 栗山青年ブルー
栗⼭の⻘年をイメージさせる⾊。栗⼭町は⻘年による活動が盛んに⾏われており、継続、さらには発展するようにと願いを込めた⾊でもある。将来の栗⼭町を担う、⻘年たちの活動は今後も期待するところである。
RBG:085 190 223 CMYK:63 10 13 0 Hex:#55bedf
12 オオムラサキ
栗⼭町は国蝶であるオオムラサキの⽣息地の北東限である。1985(昭和60)年に栗⼭町で⽣息が確認され、オオムラサキは豊かな⾃然環境がでしか育つことができないため、以後、町内では⾃然環境を守る活動が活発に⾏われている。町のカントリーサインにもなっている。
RBG:000 045 082 CMYK:100 91 55 23 Hex:#002d52
文章・写真:望月貴文(地域おこし協力隊) 枠内文章:栗山町