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北海道最古の酒造・小林酒造 歴史文化探訪ツアー<12月~2月>※地域観光新発見事業

こんにちは、文化観光プランナーの望月です。

11月29日から2月7日までの間、小林酒造株式会社株式会社小林家名鉄観光サービス株式会社、栗山町の4者合同で、小林酒造の歴史文化探訪するモニターツアーを実施することになりました(札幌→栗山の日帰りツアーです)

チャンネル名:kobayashi syuzou (小林酒造)

本モニターツアーは、観光庁地域観光新発見事業の採択事業であり、地域の観光資源を活用した地方誘客に資する観光コンテンツについて、十分なマーケティングデータを活かした磨き上げから適時適切な誘客につながる販路開拓及び情報発信を目的として「北海道最古の酒造、栗山町・小林酒造で酒造りの"ウラ"歴史・文化に迫る!インバウンド向け旅行商品造成事業」をテーマとして、採択・実施するものです。


インバウンド向けのファムトリップを実施

モニターツアー実施に向けて、9月30日と10月3日にファムトリップ[※]が行いました。

撮影:望月貴文

北海道内で通訳として活躍されている大山幸彦さん(英語)、ハオルルさん(中国語)、台湾人香港人向け最⼤の⽇本情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)」を編集する株式会社ジーリーメディアグループの陳怡秀(Issue Chen)さん、OTA(オンライントラベルエージェント) として、現地体験型アクティビティ専⾨予約サイト「ベルトラ.com」を運営するベルトラ株式会社の⼭崎裕司さんを招き、英語・中国・台湾に向けたコンテンツの確認、ターゲットに適した助言等をいただきました。

撮影:望月貴文

小林酒造・歴史文化探訪ツアーの概要

ファムトリップの内容を踏まえて下記のとおり開始することとしました。

日本語対応
2024年11月29日(金)、12月6日(金)
英語対応
2024年12月12日(木)、19日(木)、2025年1月16日(木)、23日(木)、2月6日(木)
中国語対応
2024年12月13日(金)、2025年1月17日(金)、24日(金)、31日(金)、2月7日(金)

今回は、英語、中国語に対応したプランのほか、日本語対応のプランも用意しており「樂吃購(ラーチーゴー)」「ベルトラ.com」から予約が可能です。

申込先「樂吃購(ラーチーゴー)」(繁体字表記)

申込先「ベルトラ.com」(日本語表記)

小林酒造では、10月から日本酒の製造が始まっています。見学中に実際の作業風景をみれる可能性もありますので、酒蔵の生の現場をより体感でき内容になります。

スケジュール

08:50 JR札幌駅北口タクシー乗り場に集合

09:00 栗山町に向けて出発

10:10 小林酒造(見学) (80分)

1878年、札幌市で造り酒屋として創業した北海道最古の蔵元「小林酒造」。1900年には現在の場所に本拠地を移転させましたが、当時近隣には日本国内有数の炭鉱である夕張炭鉱があり、主として炭坑夫ら向けに醸造されたことで急激に出荷量を伸ばしました。敷地内には、築100年を超える西洋建築のレンガ蔵や札幌軟石の石蔵が点在しており、一番蔵~六番蔵、資材庫、住宅など13棟が国の登録有形文化財として登録されています。ここでは、過去・現在の酒造りの歴史を紐解きながら、蔵を見学します。また、映像を使った酒造りの解説の後には、試飲もお楽しみいただけます。

VELTRAより引用

11:40 錦水庵(昼食) (50分)

そば料理コース:そばの実雑炊、かしわごぼう(そばがき入り)、蕎麦(せいろ、田舎、かけ のいずれか)、甘味またはコーヒー

VELTRAより引用

12:40 小林家(見学) (80分)

小林家は北の錦創業者、初代小林米三郎の自宅として1897年(明治30年)に建築されました。小林家の人々は、段差だらけで冬は外より寒いこの家の不便さに耐えて守り続け、2006年(平成18年)には登録有形文化財に指定されました。豪雪の北海道で、いくつもの時代を耐え抜いた家屋の物語、時代の中で逞しく生き抜いた小林家の男たち、女たちの物語を「守り人」がご案内いたします。見学後は、いろりを囲んでお茶セットで休憩します。通常の見学では「抹茶・干菓子・ミニ甘酒」の3点セットを提供していますが、このツアー限定で小林酒造の16年古酒をアイスクリームにかけてお召し上がりいただく特別な体験もして頂けます!

VELTRAより引用

14:20 フリータイム(小林家で休憩・北の錦記念館で買物) (30分)

見学後は、引き続き小林家でゆっくり休憩(和小物等の販売もあります)や、酒造に隣接する「北の錦記念館」でお土産ショッピングもお楽しみください。北の錦記念館の建物は小樽の銀行をモデルに設計され、1944年に完成した旧本社事務所で、築半世紀を経て1995年より一般公開しています。酒造りの歴史を刻んだ酒器や什器、身の回り品など約5,000点を展示しているほか、蔵元限定酒など、ここでしか手に入らない商品もありますので、見学後に是非立ち寄ってみてください。

VELTRAより引用

16:00 JR札幌駅北口にて解散

注釈
[※] Familiarization Trip(ファミリアライゼーション・トリップ)の略で、下見招待旅行として観光地の誘致促進のため、ターゲットとする国の旅行事業者やブロガー、メディアなどに現地を視察してもらうツアーのこと​

文章・写真:望月貴文(文化観光プランナー)


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