#7 出初式から始まる栗山町(1/2)|まちのこと
鈴木一行(かずゆき)団員による「鯱(しゃち)」。消防署横のこども園で園児たちに披露した
みなさま、明けましておめでとうございます。今年も「くりやまのおと」を
よろしくお願いします。新年の書き初めは栗山消防団の「出初式」を紹介します。
新春の風物詩として、火災への予防意識の向上のために行われる出初式。全国各地で行われており、ここ栗山でも仕事始めとなる1月6日に開催しました。昨年は新型コロナウイルスの影響により中止となったため、2年振りの式となりました。
前編では簡単に出初式の様子を紹介します。
令和4年栗山消防団出初式の様子
登梯(とてい)、木遣り(きやり)
緑のはっぴを着た団員たちが足場を作り、中央の登梯員がはしごを登る
渡部将太(しょうた)団員による、はしご乗りの開始を告げる「達磨遠見(だるまとおみ)」
はしごの周りには4種類の纏(まとい)が舞う
休憩時にボランティアが作った豚汁を食べる団員たち
仲井浩祐(こうすけ)団員による「一本八艘(いっぽんはっそう)」。はしご乗りは商店街を中心に町内9カ所で実施した
役場では多くの町民が見守る中、田中成明(しげあき)団員が「肝潰し(きもつぶし)」を披露
分列行進
栗山消防団に所属する133名が商店街を行進する
式典
鈴木英雄(ひでお)団長による訓示
後編では、出初式の歴史や栗山での成り立ちなど、少し掘り下げて解説します。
※ 本稿は、2022年1月6日に行われた出初式をもとに作成しています。
文章・写真:望月貴文(地域おこし協力隊)