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#2-2 ラジオで広がる新しい世界(2/2)|とくしゅう

くりやまのおと

前編では、栗山町にできるコミュニティFMの役割について紹介しました。

後編はラジオの設立に関わるお二人を紹介します。

どこにもないラジオ 言葉でキャッチボール!

「少年時代からの夢の延長線上にラジオがずっとあった」と話す深澤雅一(まさかず)さん。札幌のコミュニティFMの開局メンバーとしてマイクを前にして24 年。本町の地域おこし協力隊(コミュニティ放送局プランナー)となり、PRイベントなどを行いながらラジオの魅力を多くの人に伝えています。精力的に活動する深澤さんに開設する放送局への思いを聞きました。

(4ページ)深澤さん

深澤雅一さん(57)
コミュニティ放送局プランナー
神奈川県藤沢市生まれ。札幌市や小樽市、北広島市のコミュニティFMでラジオパーソナリティを24 年間務める。2021年10 月から地域おこし協力隊として活動。

これからはラジオの時代

少年時代からの夢が諦めきれず、33歳の時に突然、大手ラジオ局に自ら電話をかけ、「ラジオパーソナリティをやりたいんです!」と行動したことで、私のコミュニティFMとの関わりが始まったわけですが、今、栗山町のコミュニティFMの開設に関われることがとてもうれしく、ワクワクしています。

放送番組にはメールやハガキ、手紙などたくさんのメッセージが届きます。そして言葉のキャッチボールが始まりますが、自分の思いと違う伝わり方をしてしまうことが何度もあります。言葉だけで伝える難しさは今も変わりません。だからラジオは面白いのかも。

パーソナリティを24年やっていますが、その当時から、ラジオはなくならないし、これからはラジオの時代だと言い続けてきましたが、今は20代〜30代の人が聴くようになっていて、関心も高くなっており、これからのラジオは転換期を迎えると思っています。

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深澤さんは2000年から、シンガーソングライターとして活動も始め、3枚のCD を発売している

札幌市から栗山町に移住してきましたが、おいしい食べ物が食べられ、良い作物が採れるし、夜空は澄んでおり、人はやさしく、栗山町は宝の山だと思っています。「娯楽がない」と言われますが、本当の娯楽というのは賑やかなものを作るのではなく、その日1日が楽しく終われるようなものがあれば良いのではないかと感じていて、「その娯楽の一つにラジオがなったら」と思っています。

どこにもない放送局を創りたい

私の思いは、全国どこにもないスタンスで新しいコミュニティFMを創ることです。子どもから大人…町民全員が参加できる番組や放送局を目指していきたいです。

そして、10年後の栗山町をイメージしながら、将来に残せるコミュニティFMを創りたいです。マチに放送局ができれば「まちが元気」になり、サイマル放送などで「世界中とつながる」ことになります。主役は「町民の皆さん」

朝から笑いながら自宅や会社で、町中でたくさんの会話が生まれるような放送局を皆さんと一緒に創っていきたいと思っています。放送局開設まで約一年、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

見えなくても繋がっているコミュニティFM

「地域のための放送局です」と話す、室蘭市で「FMびゅー」を開局している沼田勇也(ゆうや)さん。現在、栗山町のコミュニティFMの開設を支援してくれている沼田さんに思いを聞きました。

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沼田勇也さん(45)
室蘭まちづくり放送㈱代表取締役社長
千葉県君津市生まれ。2007年11 月に室蘭まちづくり放送㈱を創立し、翌年8 月にコミュニティFM「FM びゅー」を開局。放送局長も兼務しながら、FM 局を通じて、市民の「日々の暮らし」を応援し、「楽しい」のある生活
環境をサポートしている。

聴いてもらえる放送局づくり

室蘭市で、12年務めた会社を辞め、地域住民のみんなでお金を出し合い、コミュニティFMを開局しました。たくさんの方が聴いてくれています。開局当初は、否定的な声や厳しい意見をたくさんいただきましたが、「ラジオを生きがいにしています」とお手紙をいただくこともあり、いろいろな形でお役に立てています。

放送していると、どんな人が聴いているのか見ることはできませんが、見えなくても繋がっていることを日々実感しています。また、2012年の西胆振暴風雪や北海道胆振東部地震による大規模停電があった時には、ラジオが正確で便利な情報発信の手段として認識してもらい、住民の皆さんからFMびゅーにメールなどでたくさんの情報をいただきました。災害時は、放送局内も大変な状況にありましたが、マチの暖かさに助けられました。

コミュニティFMは、地域の皆さんのための放送局です。このマチに住む皆さんが必要な情報は何かを把握し、「聴いていると便利、楽しい」と、一人でも多くの方に聴いてもらえる放送局づくりが大切です。放送を通じて、運営を支えてくださるスポンサー企業の皆さんへの恩返しにもなり地域の活
気にもつながります。

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1 月13 日の㏚イベントでは、室蘭市でコミュニティFM「FM びゅー」を運営している沼田代表とラジオの魅力を語りあった

無限の可能性が広がる放送局に

コミュニティFMは聴くだけでなく、放送エリアの皆さんが情報発信する側として参加できる道具であることも魅力のひとつです。栗山では、多くの皆さんと無限の可能性が広がる放送局が生まれようとしています。私もワクワクしながら準備を進め、便利で楽しい放送局ができることを応援しています。

※ 本稿は、広報くりやま2022年3月号に掲載した内容を補完したものです。

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コミュニティ放送局開設事業 PR イベント- Radioでキャッチボール!-

栗山町の話題を中心に、コミュニティFM の魅力や面白さを伝える「PR イベント」を行います。皆さんと一緒に楽しみましょう!ぜひ、遊びに来てください!!

日時
【栗山会場】3 月10 日(木)・24 日(木) 昼11:00 ~ 14:00 夜19:00 ~ 21:00
 まちの駅「栗夢プラザ」(栗山町中央2 丁目92)
【角田会場】3 月18 日(金) 13:00 ~ 16:00
 農村環境改善センター(栗山町角田157-1)
内容:フリートーク、生演奏、ミュージックタイム など
主催:栗山町ブランド推進課(地域おこし協力隊)
TEL:0123-76-7787

過去のイベントの様子

文章:杉本整昭(栗山町ブランド推進課) 写真:栗山町役場

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