オレンジカフェでクリスマス音楽会
こんにちは!情報発信プランナーのSAyAこと西村さやかです。
12月20日(水)にまちなかケアラーズカフェ「サンタの笑顔」で行われたオレンジカフェに講師として参加しました。
オレンジカフェには、昨年初めて講師として参加しています。その際は、私が音楽活動をしていることをガーデンハウスくりやまさんに知っていただいて「是非、オレンジカフェで音楽を届けてほしい」とお話がありました。
担当者の方との打合せの中で「音楽の他にも、情報発信プランナーとしての立場も踏まえて、栗山の魅力や移住して感じた想いなど、織り交ぜた内容でお届けしたらより良いのではないか」ということになり、昨年、初めてオレンジカフェに参加しました。今回も、前回と同様にお声がけいただき、参加の運びとなりました。
音楽で笑顔に
当日の曲のラインナップはクリスマスが近かったので「きよしこの夜」、「We Wish You a Merry Christmas」、「あわてんぼうのサンタクロース」、「赤鼻のトナカイ」などのクリスマスソングを中心にその他、みなさんの知っている童謡や懐かしい曲、私のオリジナルソングを織り交ぜながらピアノ弾き語りさせていただきました。
参加者のみなさんは、積極的に手拍子も率先してくれたり、知っている曲は一緒に歌ってくれたり、世代は違えど音楽でひとつになれている感覚が心地よく、皆さんの笑顔に元気をもらいました。「『もしもし亀よ』8421体操」[1]という脳トレも取り入れてみたのですが、大盛り上がりとなりました。
アロマも取り入れて
前回に引き続き、自分の好きなアロマテラピーも取り入れたくて、アロマディフューザーも用意してみました。
昨年、アロマテラピー検定1級を取得した自分ですが、日々の暮らしのなかにもアロマ取り入れて、心と体のバランスを整えたりしています。
会場では認知症予防にも効果的といわれるすっきりとしたローズマリー(種類はシネオール)の精油を選んでみました。
ローズマリーの香りは清涼感のあるスーッとした香りで、精神的疲労が回復したという報告があります。また作業効率を高めるという報告もあり、記憶力を高めたり集中力を上げたりするにも効果的です。
情報発信プランナーとしてのお話も
当日は路面状況も悪かったのにも関わらず、たくさんのみなさんにお集まりいただきました。みなさんには感謝しかなく、思い切り楽しんでもらえるようなスペシャルな時間をお届けしたいという気持ちでいっぱいでした。
アットホームな雰囲気での中で、皆さんからパワーをもらうような時間になりました!
音楽以外にも情報発信プランナーの立場から、栗山の魅力や、現在のお仕事のこともお話もさせていただきました。
現在、栗山町の広報担当者と連携して、町のインスタグラム「くりやまのおと」のほか、「広報くりやま」に関わる業務にも関わっている、ということをお伝えしました。
「みなさんの中に『広報くりやま』を毎月読んでいるかたがどれくらいいますか?」と質問してみたところ、ほとんどの方が手をあげてくれて、とても嬉しい気持ちになりました。
高齢の方にとって町の広報紙は大切な情報源だということがわかります。
「インターネットやインスタグラムなどのSNSでは、一人じゃ見ることができない」、「広報紙を読むのを毎回楽しみにしている」といった声をいただきました。デジタル化が進む世の中ですが、きちんと情報が届くためには、まだまだ紙の広報紙が重要だと改めて感じました。
情報発信プランナーとして2年目を迎え、何かを伝える時の「伝え方」の重要性を考えるようになりました。
その時々にあった方法や世代に合った表現方法、ツール、媒体など、例えばインスタグラムひとつでも、表現は豊富にあり、若者向けの情報発信ではリールを上手に活用した発信が効果的だったり、町の行事のお知らせなどにはSNS発信だけではなく、ご高齢の方向けの紙ベースでの発信など。シンプルなことですが、意外とできてないことが多く、意識したいと思います。
また「必要な情報を必要な時に見つけることができる」ということも大切なことで、町の情報発信体制の整理は今後必要になっていきます。各部署とも連携することで、皆さんの情報検索のストレスが少なくなるような流れを作っていくことが目標です。
そしてどんな時も丁寧に心を込めて一つずつ届けていきたいと思います。音楽も同じだと私は思っています。大切に丁寧に、少し不器用だとしても一生懸命伝えることを努力していきたいです。
最後に
今回のオレンジカフェでは、最後にアンコールもいただき「少しでもみなさんの心に私の歌や音色が響いたのかな?」と思うと、嬉しくなりました。
終演後「ずっと栗山にいてね。」と90歳の方に言われて、心が暖かくなりました。「また歌いに来てよ!」と言ってくれたかたもいました。
町民の皆さんのあたたさを感じ、私の音楽を受け入れていただく機会が増えて、この町に来て本当によかったと思う時間になりました。札幌にいた頃にはできなかった音楽の表現が、日々更新されて勉強させてもらっています。
これからもこのような機会があれば積極的に参加していきたいです。いろいろと模索して町民のみなさんが笑顔になるような音楽の時間を届けられたらと思います。
Photo Gallery-当日の様子-
素敵な機会をいただき、本当にありがとうございました♪
注釈
[1]童謡「もしもし亀よ」を歌いながら、リズムに合わせて自分の肩を叩いていく体操。歌うだけではなく、頭と体を同時に使うことができ、脳トレ効果も見込めるレクリエーション