#22 栗山町で新社会人になる(2024年度)|とくしゅう
春から期待と不安を胸に新天地で働く新社会人の皆さん。夢や目標を持って働こうと瞳を輝かせています。新しい環境に苦労しながらも、ひたむきに仕事に励む5人。そんな社会人となった一人ひとりに胸に秘めた思いを聞きました。
まちを元気にする新社会人たち
ガソリンスタンドから、町の皆さんに貢献
地元である栗山に、そして親への恩返しがしたいと思い、以前から興味のあった車関係の仕事で就職を決めました。現在はガソリンスタンドに勤務し、タイヤ交換やクリーニング、洗車などのサポートを行っています。
生活リズムはこれまでと変わり、常に体を動かす仕事なので疲れることもありますが、先輩たちの動きを見ながら勉強の日々を過ごしています。普段から頼まれたことや覚えることをいち早くメモに取る習慣を意識しており、早く自立して作業ができるようになりたいです。
今後は資格も取得して、できることを増やしたいと思います。スタンドは多くの人が利用する場所。しっかりと働いて町の皆さんに貢献できるよう頑張ります。
株式会社小林本店 Dr.Drive栗山朝日SS(朝日3)
たくさんの笑顔、利用者さんとこれからも
隣町の長沼出身で介護福祉学校を卒業後も地元から通える範囲内で就職を決めました。グループホームということで勤務体系はさまざまで、最近から夜勤のシフトも入るようになりました。
学生時代まで時間にルーズだった私ですが、決められた時間内で仕事に取り組むことの大切さを日々感じており、メリハリを意識するようになりました。多くの利用者さんがいるので、そのケースに合わせた声掛けを心がけており、このあたりは学校での学びが活きていると思います。
利用者さんの笑顔とともに「ありがとう」「頑張ってね」と声を掛けてもらえることが一番うれしいです。まだまだわからないことだらけですが、利用者さんの生活をサポートし、たくさんの笑顔がこれからも見られるように頑張りたいです。
社会福祉法人栗山ゆりの会 拓心荘(大井分)
一人前を目指して、互いに切磋琢磨
高校で行われた企業ガイダンスや進路担当の先生の紹介が就職のきっかけです。決め手となったのは「電波吸収体」という先端技術の開発に関わりたいという思いと、生まれ育った栗山に恩返しがしたいという気持ちです。
高卒での採用が私たちで約25年ぶりということで、会社には両親と同い年の先輩もいますが年齢に関係なく優しく接していただいてとても働きやすい職場環境だと感じています。
4月には東京で行われたグループ会社の研修に参加しました。専門的な言葉や大人の方々のふるまいを見て、すごいと思ったのと同時に、もっと勉強しなければという責任感が生まれました。
2人で切磋琢磨しながら早く仕事を覚え、効率も考えて楽しく仕事に励みたいと思います。
E&Cエンジニアリング株式会社(旭台)
楽しく仕事ができる、不思議な縁に感謝
子どもと関わることが大好きなことや、幼少期にお世話になった保育園の先生への憧れから保育士を志しました。大学時代に一人暮らしを経験しましたが、生まれ育った栗山で働きたいと思い地元就職を決めました。
就活の際には、園の先生が小学校時代の恩師であったり、園長先生が父の知り合いだったりと、何かと不思議なご縁を感じたのもここに決めた理由です。現在は0歳児クラスの担任をしており、子どもたちの成長の速さには驚いています。
学生時代には経験できなかった「仕事のやりがい」を日々感じながら、まだまだわからないことばかりですが「仕事が楽しい」という気持ちでいっぱいです。当園の「小規模保育園」という強みを活かし、一人ひとりと関わることで「先生大好き」といわれるお手本のような存在になりたいと思います。
学校法人松田学園 マロンキッズ保育園(朝日3)
※ 本稿は、広報くりやま2024年5月号で掲載した内容を修正・加筆しています。