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くりやまのひと

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北海道栗山町で生活・活動している人から、普段、発せられない「音」を拾っていくマガジンです。
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#ものづくり

#14 建築のデザインは、顔が見えるコミュニケーションから|くりやまのひと

「自分の好きな家に住んでみたい」という気持ちは、人生の中で一度は夢見る機会があると思います。 人生の最大の買い物の一つと言われるマイホームの購入は、数あるライフイベントの中でもとりわけ重要なイベントです。自分が住みたい家を作る以上、信頼・安心できる人にお願いしたいもので、その夢を叶えてくれる建築家は必要不可欠です。 栗山町在住の建築家・神谷幸治(ゆきはる)さんは、栗山に設計事務所(建築士事務所)を構え、顧客との対話を意識した建築デザインを心掛けています。 今回は神谷さん

#13 栗山の地で自己表現を、好奇心が向かう未来|くりやまのひと

「北海道内田鍛工株会社(以下、北海道内田鍛工)」は、1973年に栗山町で操業を開始して以来、既製品から特注製品まで幅広い製品を作る多品種少量生産の会社で、電力会社向けの架線金物をはじめとした鉄製品を製造・販売しており、私たちの生活にとって必要な社会の基盤を支える存在です。 そんなものづくりの会社に2018年、札幌から一人の青年・橋本昇二郎(しょうじろう)さんが入社しました。文系の出身であり栗山とは縁のなかった橋本さんですが、現在では地域や栗山のために活動するリーダー的な存在

#12 自己の対峙の中で身に付けたものづくりの世界|くりやまのひと

デジタルファブリケーションをもっと身近に栗山町には「まちの未来を開拓する担い手づくり」の拠点として「ファブラボ栗山」があります。 朝日にあるあさひ工房から、2023年4月1日に栗山煉瓦創庫「くりふと」に場所を移し、デジタルものづくりの市民工房として本格的に多くの町民に利用される存在となりました。 ファブラボ栗山には、工房を支えるインストラクター複数がいますが、鈴木敦文(あつふみ)さんもその一人。栗山町地域おこし協力隊(ファブラボ栗山運営支援員)として、栗山でデジタルファブ

#1 ものづくりのDNAが織りなす、夫婦二人三脚の洋食屋|くりやまのひと

夫婦念願のお店が栗山に誕生2021年5月、栗山町に一つの洋食屋が誕生しました。その店の名は「モンテマローネ」。モンテはイタリア語で「山」、マローネは「栗」と栗山の地名にちなんで名付けられました。 昼はランチ、夜は居酒屋スタイル、全12席の小さなお店です。 モンテマローネを営まれているのは、佐藤武士(たけし)さん・倫夏(りか)さんご夫婦です。武士さんは37年間の経験と技術を活かし調理を担当。倫夏さんは店内の管理や注文など店の切り盛りを担当しており、文字通り「夫婦二人三脚」で