コーヒーを飲みながら栗山の未来を考える
こんにちは。くりやまのおと執筆・編集担当の望月です。6月4日に開催したくりやま未来カフェ。この度「あったらいいなをカタチにするファブラボ栗山って何?」をテーマに、「栗山煉瓦創庫くりふと」で行うことになりました。
キーノートスピーチ(基調講演)
基調講演には、ファブラボ鎌倉の代表である渡辺ゆうかさんをお招きし、「鎌倉から学ぶファブラボと地域の可能性」についてお話してもらいます。
渡辺さんは、2011年に東アジア初のファブラボのひとつであるファブラボ鎌倉を、慶應義塾大学の⽥中浩也さんと共に設⽴した一人で、地域の様々な分野で、自分自身や地域の課題解決ができる市民の育成に取り組み、テクノロジーを活用した課題解決の研究を日々行っています。また2017年には、神奈川県鎌倉市と協働で「Fab City宣言[※]」を行いました。
当日は、ファブラボ鎌倉の活動を事例に最前線の視点からファブラボと地域の可能性をお話していただきます。
クロストーク
基調講演の後は、休憩を挟み「みんなで考えるファブラボ栗山のつかいかた」をテーマにクロストークを行います。スピーカーには、基調講演に続いて渡辺さんのほか、公立千歳科学技術大学情報システム工学科教授の曽我聡起さん、ファブラボ栗山でディレクターとして活躍する土山俊樹さん、ファブラボ栗山の設立を担当している三木貴光さんの4名で、望月がモデレーターとして進行役を務めます。
曽我さんは、大学ではメディアデザインやユーザーインターフェイス、情報デザイン学を担当。2016年には栗山町ものづくりDIY工房推進協議会にも参画しており、ファブラボ栗山の設立の初期段階で関わっていただきました。
土山さんは、2022年9月まで栗山地域おこし協力隊(ものづくりDIY工房運営支援員)として、ファブラボ栗山の設立に向けて奮闘してきました。2022年8月に合同会社ジモトファブを設立し、今年4月からオープンしたファブラボ栗山ディレクターとして運営しています。
最後に三木さん。栗山町のブランド推進課の主幹として、ファブラボ栗山の設立の初期構想から担当しています。当日は行政政策としての視点から、どのように設立されたのか、他のスピーカーと共に語ってもらう予定です。
「くりやま未来カフェ」のコンセプト
本シンポジウムは「くりやま未来カフェ」と銘打っています。今回もシンポジウム形式でお堅い印象を受けますが、くりやま未来カフェは「コーヒー片手にお菓子を食べながら栗山の未来を考える」というコンセプト。イベント自体はゆったりとした雰囲気の中で、のんびりとした流れで行う予定です。
普段、くりふとキッチンでスペシャリティーコーヒーを販売している「ブンナタッタ」さんが、ウエルカムドリンクとしてオリジナルのお菓子(前回はオランジェット)を提供していただきます。
今回のサブタイトルは「あったらいいなをカタチにするファブラボ栗山って何?」ですが、その名のとおり、イベントを通じてファブラボとは何か、ファブラボ栗山のつかいかたとは何かを、考える機会となれば嬉しいです。
本投稿より申し込みを開始いたします。町内・外問わず、デジタルものづくりやファブラボに関心のある人に会場に足を運んでもらいたいです。たくさんの申込み、お待ちしています!
開催概要
スピーカー紹介
ファブラボ栗山の活動内容
注釈
[※]世界的なネットワークに参加することの意思表示としての宣言。ファブラボを通じて、地域人材やコミュニティの力で、地域課題を地域で解決する共創の仕組みづくりがこれからの行政運営では重要になり、鎌倉市では仕組みづくりを積極的に推進している
過去のくりやま未来カフェ