#1 「くりやまのおと」をはじめて3ヶ月|ふりかえり
皆さん、こんにちは。編集・文章担当の望月です。2021年7月1日に配信開始した「くりやまのおと」も、早いもので3ヶ月を過ぎようとしています。
これまで、栗山で活動する人を紹介する「くりやまのひと」、町の取り組みを解説する「まちのこと」、その他「あらかると」のマガジンを作成し、21の記事を作成してきました。
栗山へと移住した身としては、取材を通じて、栗山に住む人の知られていないエピソードや町の歴史、今後の取材のヒントをいただくほか、直接町の人から「くりやまのおと見てますよ」や「広報誌見ました」、「noteのライターさんですよね」といった、素敵な反応をいただくこともあり、楽しくnoteの活動をさせてもらっています。取材に関わっていただいた皆様には、この場を借りまして、厚くお礼申し上げます。
さて、今回は経過報告も兼ねて、noteのダッシュボードとnote pro のアナリティクスβの機能を利用して、くりやまのおとの簡単なアクセス分析をしてみます。
ダッシュボードから閲覧傾向を確認する
まずは、ダッシュボードから見てみましょう。(ダッシュボードの詳細は、下のリンク先をご覧ください)
ダッシュボードでは、note全体ビュー数[1](閲覧数)、コメント数、スキ数(他のSNSの「いいね!」に該当)を確認できます。くりやまのおとは、下の図のとおりです。
ダッシュボードを見る限り、くりやまのおとの「顔」ともいえる自己紹介ページや「くりやまのひと」で紹介した記事が多くの全体ビューをいただく結果となっています。
特に「#5 消費者との会話を求める養鶏家」の酒井利夫さんの記事は、掲載から1ヶ月程度にも関わらず、上位3位まで伸びています。養鶏家としての実態や、家業を継ぐといった内容に、興味を持っていただいたことが要因かと思います。(もちろん、酒井さんの人柄も大きな要因です)
アナリティクスβから外部サイトからの流入を見る
次にアナリティクスβを見てみましょう。アナリティクスβは、有償版のnote proの機能で、栗山町は「地方公共団体支援プログラム」に加わり、note株式会社より無償提供を受けています。
アナリティクスβの中に参照元という機能があります。これは読者がどの外部サイトから、くりやまのおとへ訪れているかを確認でき、ある程度の流入先の傾向を読み取ることができるものです。
参照元の情報によれば、次のとおりとなります。
上の表を見れば分かるとおり、Facebookからの流入が6割強を占めています。記事を公開後、ほぼ同時刻で栗山町地域おこし協力隊のFacebookに、リード文(導入文)と該当ページのアドレスを掲載しており、そのFacebookの記事から、一定数のフォロワーが閲覧していると考えられます。
2015年4月に開設した協力隊のFacebookは、現在では、栗山町の人口の4分の1を超える3,200人超のフォロワーを登録するページになります。
この数字は、一朝一夕ではなく、先人の協力隊員の地道な活動の連続によるもので、町公式note「くりやまのおと」に、大きな役割を果たしています。もちろん、町の公式Facebook「くりやまほっとらいふ」や、フォロワーの皆様の個々のシェアにより記事が拡散によるものも大きく、栗山町内のSNSの力を強く感じています。
次いでnoteからの流入が3割弱を占めます。note公式や一部のクリエイターが、くりやまのおとの記事を紹介していただいているケースもあり、アナリティクスβからは読み取ることはできませんが、facebookに比べて町外ユーザーが多く閲覧しているものと考えられます。
くりやまのおとのTwitterを開設します
Facebookとnoteからの閲覧が全体9割を占めていますが、Googleをはじめとした検索エンジンや、他のSNSであるTwitterやInstagramからの流入は1割程度とアクセスがほとんど無い状況です。
note公式では、Twitterの連携を薦めており、連携により「Twitterでフォローしているひとのアカウントをnote上で見つけやすくなる」といった利点が働くので、SNS間での回遊性の向上が図れます。
くりやまのおとでは、さらなる情報発信の構築に向けて、本日から公式Twitterを開設することとしました。
Twitterは「140字の文字数制限」があるので、短文とアドレス情報の掲載のみと、簡素なものとなりますが、ハッシュタグ(#)機能や、イベントやオンラインセミナーの取材メモに活用するほか、コミュニケーションツールとしても活用していければと思います。Twitterのフォローをよろしくお願いいたします。
さいごに:10月は町の広報担当課と連携します
来月のくりやまのおとは、これまでと少し趣向を変えた掲載を行います。町の広報担当課である総務課と連携した大型特集となります。明日(10月1日)から公開となります、お楽しみに。
【注釈】
[1]記事ページと記事がタイムラインなどに表示された回数の合計(note「ダッシュボード」より)