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くりやま未来カフェvol.3-農業に革新を!IoTがもたらす新しい風-を開催します(終了しました!)

コーヒーを飲みながら農業IoTについて考える

こんにちは。くりやまのおと編集担当の望月です。2023年から始めた「くりやま未来カフェ」。この度、9月22日に第3回となる「くりやま未来カフェvol.3-農業に革新を!IoTがもたらす新しい風-」を開催する運びとなりました。場所は前回、前々回と同じ「栗山煉瓦創庫くりふと」となります。


キーノートスピーチ(基調講演)

今回は、「農業×IoT」がテーマ。農業人口の減少や、農業技術や経験の継承といった農業にとりまく課題対応のため、インターネットの技術を活用する「スマート農業」が日本のみならず、世界各国で技術の導入が進んでいます。

今回のくりやま未来カフェでは、ものづくりの視点から見る「農業×IoT」を軸に、自分達が持つ技術をどのようにして農業に活かして、地域の農家さんの困り事をはじめ、町の基幹産業である「農業」の未来にどう対応するか考えていきます。

基調講演として、北海道情報大学准教授の湯村翼(つばさ)さんから、「圃場向けIoT気象センサを設置してみた」を題目に、最新の農業IoTを活用したお話を伺います。

対話型のワークショップ

基調講演の後は、休憩を挟み、対話型のワークショップを行います。今回の発起人である鈴木敦文(あつふみ)さんから、栗山町の農家・國本英樹(ひでき)さんと共に、1年半取り組んできた農業IoTの事例を紹介してもらいつつ、ファブラボ西播磨の創設者である、竹田一成(かずなり)さんと、栗山町の農家でもあり、自身もエンジニアとしてセンサーを開発している堀田一司(ひとし)さんを交え、それぞれの視点から見た「農業IoT」の可能性について語ってもらいます。

栗山町に(ほぼ)なんでもつくることが可能なファブラボ栗山があります。今回のワークショップを通じて出てきたアイデアが、今後のファブラボ栗山を舞台に社会実験の場として発展する可能性もあります。

栗山町の皆様はもちろんのこと、北海道内のエンジニアや農業関係者、工学や農業の道を志す学生の皆様にも参加してもらいたいです。「農業を取り巻く課題を身近なIoTの力でどのように解決できる」か語り合う場になれば嬉しいです。

「くりやま未来カフェ」のコンセプト

本シンポジウムを僭越ながら「くりやま未来カフェ」と銘打っています。

「シンポジウム」と聞くとお堅い印象を受けますが、くりやま未来カフェは、コーヒー片手にお菓子を食べながら栗山の未来を考えるというコンセプト。サイエンスカフェのような形式で、テーマ毎にで最前線で活躍する経験者や科学者などと対話し、地域の未来を考える場を目指しています。

そのため、イベント自体はゆったりとした雰囲気の中で、のんびりとした流れで行う予定です(半面、お話の内容は熱く真面目になる可能性もあります笑)。

今回は、栗山煉瓦創庫くりふとで定期的に出店をされている北広島のコーヒーショップ「江戸参珈琲」さんとコラボが実現しました。明るい江戸っ子のマスターにウェルカムドリンクを提供していただきます。

画像提供:江戸参珈琲

江戸参珈琲のInstagramアカウント

本日より申し込みを開始いたします。町内・外問わず、農業IoTに関心のある人に会場に足を運んでもらいたいです。たくさんの申込みをお待ちしています!

開催概要

日時:2024年9月22日(日) 13:30-16:30 計3時間
場所:栗山煉瓦創庫くりふと(https://kurift.jp/)
料金:500円(コーヒー、お菓子、資料代として) ※現地・現金払い
形式:シンポジウム形式(基調講演・ワークショップ)
対象者:IoTに興味のある町民・農家・民間企業など(町外の方大歓迎)
定員:40名程度
応募方法:
 電話:0123-76-7787 / FAX:0123-76-7782
 Googleフォーム(https://forms.gle/Kvhw4HDQcNERj1Rs7)、
主催:栗山町ブランド推進課

申し込みフォーム


スピーカー&パネリスト紹介


湯村 翼(ゆむら つばさ)
北海道情報大学情報メディア学部 准教授
札幌市生まれ。2006年北海道大学理学部卒業。2008年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。博士(情報科学)。株式会社東芝、クウジット株式会社、明治大学、情報通信研究機構での勤務を経て2021年より北海道情報大学情報メディア学部准教授。 ユビキタスコンピューティング、ヒューマンコンピュータインタラクション、ネットワークの研究に従事

竹田 一成(たけだ かずなり)
FabLab西播磨 創設者
長年、大手電機メーカーで自動車電装の開発に従事。その後、理化学研究所播磨(Spring-8, SACLA)で実験装置の開発に携わる。日本のものづくりに危機感を覚え、自分と同じような未来のエンジニアを育成すべく、2017年3月からファブラボ西播磨を運営する

堀田 一司(ほりた ひとし)
農家・nakasato65 代表

士別市生まれ。1984年富山大学理学部卒。同年、株式会社富士通北海道システムエンジニアリング入社、2007年退社。2012年、妻の地元栗山町にて新規就農。すぐに栽培管理の難しさを痛感。好きな釣りにも行けない。そのストレスをイヌとネコに癒されてなんとか頑張っている。農業に関するセンサーの開発は2014年からスタート

國本 英樹(くにもと ひでき)
農家・
國本農場
神奈川県横浜市生まれ。大学時代を札幌で過ごし、実習で初めて栗山町を訪れる。大学院卒業後、2018年農林水産省に入省。しかし、すぐに就農へ舵を切り、結婚後2020年に栗山町で地域おこし協力隊員となる。2年間町内の清水農場で研修をし、2022年に日出地区で独立就農。経営面積は合計3haほどで、施設で大玉トマトの他、露地で長ねぎ、さつまいも、小麦などを栽培。現在就農3年目

鈴木 敦文(すずき あつふみ) 
栗山町地域おこし協力隊 ファブラボ栗山運営支援員

神奈川県逗子市生まれ。神奈川大学工学部機械工学科卒業後、Web・ITの分野で約2年仕事に従事。2021年10月、栗山町地域おこし協力隊として栗山に移住し、1年間ファブアカデミーを修了。2022年10月からファブラボ栗山で「まちの未来を開拓する担い手」として、「農業IoTサークル(下記参照)」を結成し、栗山町の主幹産業である農業分野でIoT技術を活用して、課題解決に取り組んでいる

農業IoTサークルのチラシとInstagram

過去のくりやま未来カフェ

文章・フライヤー:望月貴文(地域おこし協力隊)


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