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#5 「くりやまのおと」を振り返る1年3ヶ月|ふりかえり

皆さん、こんにちは。編集・文章担当の望月です。長く続くコロナ禍ですが、栗山町も「三大まつり」と呼ばれる「くりやま夏まつり」や「栗山秋まつり」が2年ぶりに復活しており、「ハレ」[※]の日が蘇ってきています。

一方、くりやまのおとは「ケ」の部分を中心に掲載していますが、明日10月1日で配信から1年と3カ月となりました。前回の振り返りから3ヶ月。引き続き取材や執筆を通じてたくさんの人との出会いやまちを知ることができ、貴重な体験をいただいております。

今回もふりかえり記事として、直近3ヶ月の活動やくりやまのおとのアクセス状況を振り返って見ます。

3ヶ月間の振り返り(2022年7~9月)

くりやまのひと

今回のくりやまのひとは、金岩商店の看板娘である金岩和恵(かずえ)さん。金岩さんは、バンドマンとしてメジャーデビューを果たし、音楽業界の第一線で活躍していた過去を持っています。幼少期から現在までの話を聞いていると、2時間ドラマレベルの作品が1本できるんじゃないかと思うほどの情報量で、取材時はお客様の対応をしながら惜しげもなく話してくれました。

学生時代の甘酸っぱい青春や音楽業界特有の話しなど、込み入った内容も多くありましたが、希望もあって今回は記事には書いていません。詳しく知りたい人は金岩さん本人に直接聞いてみてくださいね。

以前、隣町の夕張市で地域づくり活動をしている友人から「いいよね栗山町は本屋があって」と羨ましがられたという記憶があります。ネット書店や大型書店の台頭もあり、地方書店の閉店が相次いでいるなか、金岩商店は知的財産である書籍を扱う栗山の最後の砦。その砦を守る金岩さんは、その裏表ない性格で来店する人を出迎えてくれます。

ちなみに金岩さんの記事は、広報くりやま2022年8月号裏表紙「きらり☆栗山人」にも掲載しています。

広報くりやま2022年8月

北海道胆振東部地震から4年

今回(8月)の「とくしゅう」では、前回に続き総務課の伊藤主事が担当しています。

先日9月6日に4年目を迎えた北海道胆振東部地震。防災について改めて考える機会として特集を組み、町の防災担当者、町内会、ボランティア、消防士の目線から当時の状況を語ってもらいました。

災害は地震だけではなく、台風や洪水にも注意が必要です。先月(8月)の北海道は長期の暴風雨に見舞われ、函館では8月の雨量として観測史上一番となる470ミリを記録しています。災害は常に普段の生活と隣りあわせです。

今回の特集を読んで、4年前の当時の状況やブラックアウトの時に過ごした時を思い起こしながら、防災について考える機会となれば嬉しい限りです。

今回も広報くりやま8月号と連携しています。

広報くりやま2022年8月号

生駒市・市民PRチーム「いこまち宣伝部」

8月は、情報発信の先進地調査のため奈良県・生駒市へ訪問しました。目的は市の広報広聴課で行われている「いこまち宣伝部」の調査です。

現在、8期目がスタートしている「いこまち宣伝部」は、生駒に住む市民が市公式SNS「グッサイクルいこま」のライターとして活躍する事業で、書籍やWeb等でも紹介されている知名度の高い取り組みです。

部員は1年間、生駒の飲食点やイベントなど生駒での生活がわかる記事を450字程度、月1・2回書き上げます。これだけ見るとハードルが高そうな印象を受けますが、多くの部員は、望んでこのハードルに飛び込んでいます。

部員は、まちづくりというよりも、今まで知らなかった自分たちの町の側面を知る機会や活動自体の面白さ、出会いなど、それぞれのライフスタイルにあった楽しみ方を「いこまち宣伝部」に見い出しているようで、これまで、7期まで94名の市民が活躍し、累計1000を超える記事を投稿しています。

栗山町の広報の取り組みが雑誌に紹介されました。

先週の記事にも書いていますが、自治体政策の専門誌である「プラクティス」に、私たちの活動が掲載されました。

詳細は上の記事を見ていただければと思いますが、雑誌の中では、栗山町のアナログ媒体である「広報くりやま」とデジタル媒体である「くりやまのおと」の連携について紹介されています。

(公財)北海道市町振興協会(2022) pp.26-27

愛媛県内子町とのご縁でいただいた今回の取材。栗山の「チーム広報」の情報発信の取り組みを温かく見守ってください。

1年3ヶ月のアクセス状況

さて、今回も経過報告も兼ねてnoteのダッシュボードとnote pro のアナリティクスβの機能を利用して、くりやまのおとの簡単なアクセス状況を紹介していきます。

ダッシュボードから閲覧傾向

直近3ヶ月(7月~9月)のPV数は36,001と7,000強の増加なりました。(前回振り返りでは配信開始1年で28,831PV)

配信開始1年3ヶ月で36,000近い全体ビュー、830を超えるスキを記録

2022年9月30日9:16時点

アナリティクスβから見る流入先

次は流入先の情報です。アナリティクスβによれば、次のとおりとなります。

くりやまのおとの参照元
・Facebook 40.6%(前回47.6%) 増減▲7.0%
・note 18.5%(前回21.8%) 増減▲3.3%
・Google 21.7%(前回15.2%) 増減+6.3%
・Twitter 5.1%(前回5.1%) 増減±0%
・yahoo 9.1%(前回6.0%) 増減+3.1%
・Instagram 1.5%(前回未計測) 増減+1.5%
・その他 3.5%(町公式HP、前回4.3%) 増減▲0.8%(前回Instagram含む)

集計期間 2021年7月1日(開設当初)~2022年9月30日

前回と同じく、Facebookからの流入が一番大きく、40.6%と全体の4割を占めていますが、前回に比べ7%の低下。noteも21.8%から18.5%となり、3.3%低下しています。

これまで全体7割を占めていた両SNS。大きな流入先であることは変わりませんが6割弱まで低下しており、少しずつ依存度が下がってきている状況です。

反対に、GoogleとYahoo!からの流入は21.2%から30.8%と9.4%も増加しており、検索エンジンからの流入が増えてきているのは嬉しいところです。

くりやまのおとのフォロワー数が300を超えました!

9月16日には、くりやまのおとのフォロワー数が300を突破しました(2022年9月30日現在で310)。いや~嬉しいですね~。くりやまのおとの認知も少しずつ上がってきているのではないかと(勝手に)実感しています。

広報くりやま10月号のテーマは「介護学校」

1年3ヶ月が経過し、情報発信の取り組みが雑誌に掲載されたりなど、広報くりやまとの連携も、実を結び始めてきています。

10月の広報くりやまの特集は「栗山町で学ぶ介護福祉学生」。全国で唯一の公立校である「北海道介護福祉学校」の学生たちのリアルに迫ります。

注釈
[※] 柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレは儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケは普段の生活である「日常」を表している。

表紙の画像
第2回くりやま景観フォトコン入賞作品・特別賞『りす』 
撮影者:栗山町・河野 政治 撮影場所:御大師山 八十八か所出口付近

文章:望月貴文(地域おこし協力隊)

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