マガジンのカバー画像

とくしゅう(広報くりやま連携)

32
広報くりやまの特集から、誌面で掲載した&しきれなかった内容を「くりやまのおと」に掲載していくマガジンです。
運営しているクリエイター

記事一覧

#24 FM78.8MHz・地域のラジオ局エフエムくりやま開局|とくしゅう

7月8日、栗山煉瓦創庫くりふとに災害時の緊急放送を兼ねたコミュニティFM放送局「エフエムくりやま」が7月8日に開局します。聴く・参加する・育てる「みんなのラジオ局」をテーマに24時間の番組放送を行います。 北海道で29局目の放送局となるエフエムくりやまは、まちの情報発信や町民参加型の番組など、地域に密着した放送を行うコミュニティ放送局です。 身近な生活情報の発信に加え、災害などの緊急時には、町内の避難通報やライフラインの状況など、災害情報をリアルタイムに発信します。あわせ

#23 地域で支える スポーツ少年団|とくしゅう

のびのびとスポーツを楽しむ栗っ子たちの居場所の一つであるスポーツ少年団。地域の皆さんの支えにより活動している、少年団の様子を取材しました。 全国最大の青少年スポーツ団体スポーツ少年団(以下、少年団)は、昭和39年の東京オリンピックの開催決定をきっかけに起こった「オリンピック青少年運動」の一環として、1962(昭和37)年に「スポーツによる青少年の健全育成」を目的とした「日本スポーツ少年団」が創設されたことがはじまりです[※]。 2022年には創設60周年を迎え、現在では全

#22 栗山町で新社会人になる(2024年度)|とくしゅう

春から期待と不安を胸に新天地で働く新社会人の皆さん。夢や目標を持って働こうと瞳を輝かせています。新しい環境に苦労しながらも、ひたむきに仕事に励む5人。そんな社会人となった一人ひとりに胸に秘めた思いを聞きました。 まちを元気にする新社会人たち ガソリンスタンドから、町の皆さんに貢献 地元である栗山に、そして親への恩返しがしたいと思い、以前から興味のあった車関係の仕事で就職を決めました。現在はガソリンスタンドに勤務し、タイヤ交換やクリーニング、洗車などのサポートを行っています

#21 ともに成長し、育つ施設に-栗山煉瓦創庫くりふと の ”イマ”-|とくしゅう

ともに成長して1年栗山駅南交流拠点施設「栗山煉瓦創庫くりふと」は、町民をはじめ栗山町に関わる人たちが活動し交流するためのコミュニティスペースです。 昨年4月にオープン以降、日常的な利用からイベントへの来場など、これまで町内外の多くの方にご利用いただき今月で1周年を迎えました。 本施設は駅周辺の賑わいづくりのみならず、町内各所とも連携を図り、まち全体に広がる交流と活動の拠点となることが大きな役割です。 今回はこれまでの1年間の施設の様子、利用を通して生まれた新たな活動やつ

#20 みんなの”足”としての使命-町営バスのゆくえ-|とくしゅう

栗山町内をぐるりと走る循環バス「町営バス」を皆さんご存知ですか。町内での買い物、通院・通学などで利用できる「みんなのバス」として長年運行しています。 しかし、近年は乗車する方が減っており、十分に利用されていないのも実情です。今回は町営バスを知ってもらう機会としてバスの在り方や今後についてお伝えします。 ご存知ですか?町営バスの歴史1990(平成2)年に、当時町内を循環していた北海道中央バス株式会社(以下、中央バス)が採算性を理由に撤退し、その補完として町営での路線バス運行

#19 はたちの”笑顔”眩しすぎる|とくしゅう

こんにちは。栗山町総務課広報担当の伊藤です。 2023(令和6)年1月7日、くりやまカルチャープラザ「Eki」で「令和6年栗山町はたちのつどい」[※]が盛会に開かれました。 ※去年(令和5年)の様子はこちら 97人が二十歳の門出を迎える今年は2003年(平成15年)4月2日〜2004年(平成16年)4月1日生まれの97人が対象。当日は66人が参加しました。 今年二十歳を迎えた著名人はというと、卓球の張本智和選手、アイドルグループ・Snow Manのラウールさん、なにわ

#18 移住特集~ここが私の選ぶまち|とくしゅう

人口減少は、全国の自治体が抱える大きな課題です。栗山の高齢化率は約42%であり、2040年までには50%を超えることも予想され、少子高齢化が顕著となっています。 そのような状況を踏まえ、本町では移住促進に力を入れています。近年コロナ禍の影響で、地方移住の関心が高まり「家族で移住する方」「夢を追いかける方」「仕事を求めて来る方」などさまざまな理由で本町に移住しています。 今回は、栗山に移住した3人と、日頃から相談者と町の橋渡し役として奮闘する移住コーディネーターに取材し、町

#17 ねえ、ここにいるよ 子育ての仲間たち|とくしゅう

ママ・パパとして、赤ちゃんと過ごす子育ての日々。歩けるようになったり、寝返りをうてるようになったりなど、すくすくと成長を間近で見守れることは、とても大きな喜びを感じられることではないでしょうか。 ただ同時に、迷いや疲れがついて回るのも現実。皆さんには身近に頼れる人はいますか。 栗山町では、保健師や管理栄養士、保育士などのサポートをはじめ、町内の団体・店舗、ボランティア、サークルなどたくさんの方々が皆さんの子育てを応援しています。 地域全体で力を合わせ、子育てをみんなで支

#16 私たちの” 推し本” あなたに届け 本と私が過ごす日々|とくしゅう

私たちの生活において、本はさまざまな場面で利用されています。近年、本を楽しむ方法は多様化し、購入して読む人、図書館から借りる人、電子書籍を利用する人など、個人の好みに合わせた読書スタイルが広がっています。 また、小説、絵本、ライトノベルなど、ジャンルも多岐にわたります。本は私たちの生活を豊かにしてくれる存在であり、趣味として楽しむだけでなく、教養や勉強のために活用することもできます。また、ボランティア活動でも本が役立つことがあります。 今回は、町内の読書愛好家の方々に取材

#15 地域につながる高校野球のチカラ|とくしゅう

北海道栗山高等学校(以下、栗高)には、全国でも珍しい2つの硬式野球部が存在します。創部50年以上の歴史を誇る男子野球部と今年の4月に始動した女子硬式野球部。 両部ともに「単独チーム(同じ高校の生徒のみで構成されたチーム)」として、今年新たな一歩を踏み出しました。男子・女子ともに地域に根付いたチームとして、大好きな野球を志す姿を今回特集します。 たった二人の男子野球部、単独チームとしての挑戦 かつて道内屈指の「強豪」と呼ばれていた栗高男子野球部。1971(昭和46)年の夏

#14 感動をありがとう、そしてこれからも 人と人の交流が紡いだ24年の軌跡|とくしゅう

栗山から世界一に!優勝記念イベント栗山駅前通りで6月25日、栗山監督優勝記念イベントが行われ、野球日本代表監督としてWBC優勝に導いた栗山英樹さんを祝福しようと、町内外から町の人口を3千人超える約1万4千人のファンが訪れ声援を送りました。栗山さんはいつも通りの長靴姿で、軽トラックの荷台の上から「ありがとう」と声をかけながら笑顔で応えていました。 パレード終了後、栗山さんは「この景色を見ると帰ってきたことを実感します。栗山町と出会わなければ、世界一になることはなかった。本当に

#13 つなぐ、つながる デジタル社会 ~みんな一緒に~|とくしゅう

近年、世代問わずスマートフォン(以下、スマホ)やタブレットなどのデジタル端末を使う機会が急激に増加しており、私たちの生活により身近なものとなっています。 一方、急速なデジタル社会への変化に伴い、総務省では「インターネットやパソコンなどを利用できる者と利用できない者との間の格差(デジタルデバイド[1])が生じることを現代の課題」[2]として定義しています。 そのような中、町内では高齢者を中心に、自主的に学びを深め、デジタル端末を活用しようとする活動が行われています。今回は、

#12 栗山煉瓦創庫くりふと4月1日グランドオープン-栗山駅南交流拠点施設(2/2)|とくしゅう

4月1日(土)にグランドオープンを迎えた栗山駅南交流拠点施設「栗山煉瓦創庫くりふと」。オープニングセレモニーでは、新たな施設のオープンを祝うテープカットのほか、内覧会では施設紹介やくりふとキッチン出店事業者によるキッシュやパウンドケーキなどの試食会が行われました。 また、セレモニーの後と翌日に開催されたオープニングイベントでは、トークイベントや「くりふとキッチン」による日替わりの飲食メニューの提供をはじめ、「パン工房栗の木」によるパンや焼き菓子の販売、地域おこし協力隊による

#11 栗山で新社会人になる(2023年度)|とくしゅう

春から期待と不安を胸に栗山の地で働く新社会人の皆さん。夢や目標を持って働こうと目を輝かせています。 新たな仕事に苦労しながらも、ひたむきに仕事に励む7人の若者。「地元に戻り就職をした方」「町内の学校を卒業し、就職した方」「町外から栗山町を志望し、就職した方」など進路はさまざまです。 そんな社会人となった一人ひとりに胸に秘めた想いを聞きました。 自分の役割に責任を|鴈田拓也さん栗山町出身の鴈田さん。高校卒業後は札幌の大学へ進学しましたが、実家の農作業を手伝うなかで、馴染み