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とくしゅう(広報くりやま連携)

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広報くりやまの特集から、誌面で掲載した&しきれなかった内容を「くりやまのおと」に掲載していくマガジンです。
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#この街がすき

#20 みんなの”足”としての使命-町営バスのゆくえ-|とくしゅう

栗山町内をぐるりと走る循環バス「町営バス」を皆さんご存知ですか。町内での買い物、通院・通学などで利用できる「みんなのバス」として長年運行しています。 しかし、近年は乗車する方が減っており、十分に利用されていないのも実情です。今回は町営バスを知ってもらう機会としてバスの在り方や今後についてお伝えします。 ご存知ですか?町営バスの歴史1990(平成2)年に、当時町内を循環していた北海道中央バス株式会社(以下、中央バス)が採算性を理由に撤退し、その補完として町営での路線バス運行

#19 はたちの”笑顔”眩しすぎる|とくしゅう

こんにちは。栗山町総務課広報担当の伊藤です。 2023(令和6)年1月7日、くりやまカルチャープラザ「Eki」で「令和6年栗山町はたちのつどい」[※]が盛会に開かれました。 ※去年(令和5年)の様子はこちら 97人が二十歳の門出を迎える今年は2003年(平成15年)4月2日〜2004年(平成16年)4月1日生まれの97人が対象。当日は66人が参加しました。 今年二十歳を迎えた著名人はというと、卓球の張本智和選手、アイドルグループ・Snow Manのラウールさん、なにわ

#18 移住特集~ここが私の選ぶまち|とくしゅう

人口減少は、全国の自治体が抱える大きな課題です。栗山の高齢化率は約42%であり、2040年までには50%を超えることも予想され、少子高齢化が顕著となっています。 そのような状況を踏まえ、本町では移住促進に力を入れています。近年コロナ禍の影響で、地方移住の関心が高まり「家族で移住する方」「夢を追いかける方」「仕事を求めて来る方」などさまざまな理由で本町に移住しています。 今回は、栗山に移住した3人と、日頃から相談者と町の橋渡し役として奮闘する移住コーディネーターに取材し、町

#17 ねえ、ここにいるよ 子育ての仲間たち|とくしゅう

ママ・パパとして、赤ちゃんと過ごす子育ての日々。歩けるようになったり、寝返りをうてるようになったりなど、すくすくと成長を間近で見守れることは、とても大きな喜びを感じられることではないでしょうか。 ただ同時に、迷いや疲れがついて回るのも現実。皆さんには身近に頼れる人はいますか。 栗山町では、保健師や管理栄養士、保育士などのサポートをはじめ、町内の団体・店舗、ボランティア、サークルなどたくさんの方々が皆さんの子育てを応援しています。 地域全体で力を合わせ、子育てをみんなで支

#15 地域につながる高校野球のチカラ|とくしゅう

北海道栗山高等学校(以下、栗高)には、全国でも珍しい2つの硬式野球部が存在します。創部50年以上の歴史を誇る男子野球部と今年の4月に始動した女子硬式野球部。 両部ともに「単独チーム(同じ高校の生徒のみで構成されたチーム)」として、今年新たな一歩を踏み出しました。男子・女子ともに地域に根付いたチームとして、大好きな野球を志す姿を今回特集します。 たった二人の男子野球部、単独チームとしての挑戦 かつて道内屈指の「強豪」と呼ばれていた栗高男子野球部。1971(昭和46)年の夏

#14 感動をありがとう、そしてこれからも 人と人の交流が紡いだ24年の軌跡|とくしゅう

栗山から世界一に!優勝記念イベント栗山駅前通りで6月25日、栗山監督優勝記念イベントが行われ、野球日本代表監督としてWBC優勝に導いた栗山英樹さんを祝福しようと、町内外から町の人口を3千人超える約1万4千人のファンが訪れ声援を送りました。栗山さんはいつも通りの長靴姿で、軽トラックの荷台の上から「ありがとう」と声をかけながら笑顔で応えていました。 パレード終了後、栗山さんは「この景色を見ると帰ってきたことを実感します。栗山町と出会わなければ、世界一になることはなかった。本当に

#13 つなぐ、つながる デジタル社会 ~みんな一緒に~|とくしゅう

近年、世代問わずスマートフォン(以下、スマホ)やタブレットなどのデジタル端末を使う機会が急激に増加しており、私たちの生活により身近なものとなっています。 一方、急速なデジタル社会への変化に伴い、総務省では「インターネットやパソコンなどを利用できる者と利用できない者との間の格差(デジタルデバイド[1])が生じることを現代の課題」[2]として定義しています。 そのような中、町内では高齢者を中心に、自主的に学びを深め、デジタル端末を活用しようとする活動が行われています。今回は、

#12 栗山煉瓦創庫くりふと4月1日グランドオープン-栗山駅南交流拠点施設(2/2)|とくしゅう

4月1日(土)にグランドオープンを迎えた栗山駅南交流拠点施設「栗山煉瓦創庫くりふと」。オープニングセレモニーでは、新たな施設のオープンを祝うテープカットのほか、内覧会では施設紹介やくりふとキッチン出店事業者によるキッシュやパウンドケーキなどの試食会が行われました。 また、セレモニーの後と翌日に開催されたオープニングイベントでは、トークイベントや「くりふとキッチン」による日替わりの飲食メニューの提供をはじめ、「パン工房栗の木」によるパンや焼き菓子の販売、地域おこし協力隊による

#11 栗山で新社会人になる(2023年度)|とくしゅう

春から期待と不安を胸に栗山の地で働く新社会人の皆さん。夢や目標を持って働こうと目を輝かせています。 新たな仕事に苦労しながらも、ひたむきに仕事に励む7人の若者。「地元に戻り就職をした方」「町内の学校を卒業し、就職した方」「町外から栗山町を志望し、就職した方」など進路はさまざまです。 そんな社会人となった一人ひとりに胸に秘めた想いを聞きました。 自分の役割に責任を|鴈田拓也さん栗山町出身の鴈田さん。高校卒業後は札幌の大学へ進学しましたが、実家の農作業を手伝うなかで、馴染み

#10 栗山煉瓦創庫くりふと4月1日グランドオープン-栗山駅南交流拠点施設(1/2)|とくしゅう

1月21日にプレオープンした栗山煉瓦創庫くりふとは、町民の皆さんへのお披露目や各種サービスの試行・検証により、来館者の反応やニーズの把握を行ってきました。皆さんからの期待と希望に応えるべく、得られた結果から改善・向上を図り、4月にグランドオープンを迎えます。 交流と活動の拠点に新町通りの再生を含む「栗山町中心市街地都市再生整備計画」に基づく整備事業の一環として、既存のレンガ倉庫を活用して誕生した栗山駅南交流拠点施設「栗山煉瓦創庫 くりふと」は、町民をはじめ栗山町に関わる人た

#9 栗山町に移り住む人たち「あたたかく迎え入れるまちへ」|とくしゅう

近年、人口減少などの課題から全国各地で様々な移住の取り組みが行われています。栗山町でも情報発信や相談・支援などを行っており、まちの魅力を感じ「ここに住みたい」と移住を決断する方が増えています。 なぜ、今、移住に関する動きが進んでいるのか。そして、これから私たち町民が移住者に向けてできることは何か。今回のインタビューや移住者の声とともに考えてみませんか。 なぜ今「移住」なのか今、多くの自治体で人口減少の課題を抱えています。栗山町においても、2030(令和12)年には人口が1

#8 栗山ならではの教育を目指して「地域 × 栗山高校」|とくしゅう

まち一体で行う支援活動開校以来、最も少ない入学者数となった今春の栗山高校。定員80人に対し、倍率は0.3倍(昨年0.5倍)にあたる25人の1年生が入学しました。 町では「栗山高校の維持・存続」を重要な町政課題とし、資格取得や模擬試験などの受験料補助や、入学準備支援金・部活動費の助成制度を拡充、国際交流事業「少年ジェット」の栗高生枠の創設など支援を行っています。 また町民組織「北海道栗山高等学校魅力づくり委員会」を設置し、高校の在り方や特色ある教育課程の編成について提言を行

#7 地域とデジタルをつなぐファブラボの現場|とくしゅう

2019年10月から、あさひ工房に拠点を構える「ファブラボ栗山」の運営支援員として活動した、地域おこし協力隊の岡佑樹(ゆうき)さんと土山俊樹(としき)さん。 2022年9月末をもって3年間の任期が満了し、活動を終えた2人は一緒に合同会社ジモトファブを設立した。引き続き栗山で、デジタルファブリケーション(デジタル工作機械)によるものづくりの最前線に立ち続ける――これまでとこれからの話しを聞いた。 大きな宝となった1年間の鎌倉研修 岡さんは神奈川県出身。以前から興味のあった

#6 なぜ学生は栗山で介護を学ぶのか?栗山町で学ぶ介護福祉学生|とくしゅう

35年の伝統を胸に北海道介護福祉学校現在、少子高齢化が進む中、介護を必要とする方が増え続けています。一方で介護人材の不足が深刻な社会問題にもなっています。 栗山町立北海道介護福祉学校では、介護福祉士養成施設としてこれまで2,260人にのぼる卒業生を送り出し、町内はもとより道内各地に介護福祉士を輩出する、社会的な役割を果たしてきました。 少子高齢化の影響により、あらゆる職業で人手不足といわれる昨今、将来介護の現場で働くことを目指し学生たちは大きな希望に目を輝かせています。