#4 祝・1周年「くりやまのおと」|ふりかえり
くりやまのおとも1年が過ぎます
皆さん、こんにちは。編集・文章担当の望月です。2021年7月1日に配信を開始した「くりやまのおと」も、明日で2年目を迎えることになりました。
手探りの中始めたこのnoteで、取材や執筆を通じてたくさんの人の出会いやまちの仕組みを知ることができ、私自身、うれしい経験・体験いただいております。記事も50を超えコンセプトでもある「積み重ねる」を体感できています。
さて、今回も前回と同じく3ヶ月の活動を振り返って見ましょ~う!
3ヶ月間の振り返り(2022年4~6月)
くりやまのひと
今回は、大麻の紡ぐ活動をしている村舘奈保江(なおえ)さんと、ガラス作家の中川晃(あきら)さんを掲載しました。村舘さんは北海道苫小牧出身、中川さんは東京都出身で、どちらも栗山へ移住してきた人たちです。
服飾が好きな村舘さんは大麻の(植物)繊維に魅了され、各地で手積みのワークショップを企画している傍ら、栗山の直売所「値ごろ市」の裏方スタッフの顔を持っています。先日訪問した際は「noteの記事を見てくれて、町の人に『村舘さんですか』と尋ねられたよー」というお言葉をいただきました。(嬉しい)
中川さんは50年近くに渡り、ガラスの世界に触れてきた大ベテラン。記事には書いていませんが、中川さんはサブカルチャーにも明るく、取材の時はたびたび話が逸れ(に逸れ)て、昨今のアニメ事情やプラモデル、野球(長年、阪神ファン)、音楽(1970年代の洋楽)の話題で熱く盛り上がり、2日に分けた取材時間は累計8時間を超えました。(楽しかった)
ちなみに中川さんの記事は、広報くりやま2022年6月号裏表紙「きらり☆栗山人」にも掲載しています。
引き続き広報くりやまとの連携も
今回も、広報くりやまの特集をnoteの「とくしゅう」にも掲載しました。
執筆は町総務課の伊藤主事が担当。5月号の特集では相棒の西村隊員も同席して、栗山の地で新社会人となった若者たちを取材しました。
6月は、少しお堅い内容ですが、町唯一の高校である栗山高校をテーマに、高校が抱える課題や必要性を高校の「イマ」として紹介しています。
今後もくりやまのおとは、広報くりやまの特集と連携を続けていく予定です。
先進地の調査と広報誌の研究
山口県・周南市
情報発信の先進地として山口県周南市と愛媛県内子町へ訪問しました。
周南市では「みんなでつくる周南市ガイドブック 」として、市公認の市民ライターが、市内での暮らしや風景などの取材記事を市公式noteにまとめる事業をしています。
市民ライター事業は、半年前から始まった事業。事業としては始まったばっかりですが、ライターの中には情報発信にすごく熱心な市民もいるようです。
そのほか「SHUラボ」と呼ばれる市内のクリエイターで構成されたメンバーが大人の部活としてフリーペーパー「shu・wa-shu・wa」を作成したりと、市民と市役所の担当者が密接に繋がる事業を展開しています。
かつては「しゅうニャン市」をキャッチコピーに、広告代理店のような市外に大きく発信するプロモーションを行っていた周南ですが、近年は地元の密着したプロモーションへ転換しています。
調査を通じて感じたことは、対応していただいた職員の熱心(情熱)さ。市民ライターやSHUラボの動きは、職員の熱心さから、まちの役に立ちたいという市民の熱が合わった結果と推察されます。
また周南は栗山と同じく自治体noteの仲間ですので、noteの運用上の課題や悩みについても担当の職員と共有をしました。お互い質の良い情報が発信できるよう切磋琢磨できれば嬉しい限りです。
愛媛県・内子町
続いて内子町。6月3日に開催された「全国広報広聴研究大会」に参加のため同町を訪問しました。(相棒の西村隊員と広報部局の職員も参加)
この大会は、全国広報コンクールの受賞者(猛者)が集います。午前は授賞式と事例発表で、広報誌部門で特賞を受賞した愛媛県西条市と、日本一となる内閣総理大臣賞を受賞した埼玉県北本市による事例が紹介。午後はパネルディスカッションで、5人の広報のトッププロの情熱(と広報愛)が織りなすディスカッションが2時間半繰り広げられました。
翌日(4日)は、御祓地区にある「みそぎの里」で広報の勉強会に参加しました。みそぎの里は、廃校になった五十崎町立御祓小学校を再活用した施設で、内子の広報でも滅多に行わない「同じテーマで2回特集を掲載した場所」です。
地域おこし協力隊を卒業した水谷円香(まどか)さんが中心となり、地域の中で、ゆるやかな繋がりと支え合いが織り成しています。(詳細は広報うちこをご覧ください)
勉強会の後は、かねてよりお願いしていた内子の広報担当者と栗山の広報担当との個別相談の時間へ。3時間にわたり全国トップレベルの担当から、技術的なアドバイスをはじめや、日頃の業務の姿勢や考え方など多くの知見を受けとりました。
また西村隊員は、内子の職員のお誘いから「そしてここから 1泊2日の和紙の旅」というツアーに参加し、伝統工芸である和紙漉き体験を通じて内子の地域おこし協力隊(OB・OG)との交流を深めてきました。(詳しくは西村隊員のnoteをご覧ください)
1年間のアクセス状況
さて、今回も経過報告も兼ねてnoteのダッシュボードとnote pro のアナリティクスβの機能を利用して、くりやまのおとの簡単なアクセス状況を紹介していきます。
ダッシュボードから閲覧傾向
直近3ヶ月(4月~6月)のPV数は6,500強となりました。(前回振り返りでは配信開始9カ月で22,145PV)
アナリティクスβから見る流入先
次は流入先の情報です。アナリティクスβによれば、次のとおりとなります。
前回と同じく、Facebookからの流入が47.6%と全体の半分を占めていますが、前回に比べ3.4%の低下。noteも24.2%から21.8%となり、2.9%低下しています。Facebookとnoteそれぞれ減少しましたが、流入先の全体の7割近くと、大きな流入先であることは変わらず。
ただ、Googleをはじめとした検索エンジンからの流入は14.4%から21.2%と6.8%増加しているのが嬉しいところです。
noteのフォロワーが200人を超えました
ゆるゆると続けてきたくりやまのおとも、6月20日にフォロワー数が200を突破しました。(2022年6月30日現在で214)
同じ日にInstagramのフォロワーが100人に
西村隊員が運営している、姉妹SNSのInstagram「くりやまのおと」もフォロワー数が100を超えました。(2022年6月30日現在で111)
これからも「くりやまのおと」を応援してください
1年目を無事を終えることができたのは、ひとえに栗山町に住まう人々の暖かいご厚意のおかげです。本当にありがとうございました。(「1周年記念」的な企画は考えていません・・・笑)
これからも変わらず、くりやまのおとで発信は続けていきますので、これからもよろしくお願いいたします。